病気
手足口病という病気が中国の安徽省阜陽市で猛威をふるっているそうです。
阜陽市内の各病院では、今年3月上旬から発熱と手や足、口腔内の発疹をともなった子供が頻繁に訪れるようになっているそう。
脳や肺、心臓機能にまで影響の出ている重症患者も発生し、疫学専門家チームによる検査で、患者から「EV71 (エンテロウイルス71型)」が検出されたため、手足口病の感染によるものと判明したとのこと。
手足口病の原因は主に腸管 ウイルスの感染によるものです。手足口病の感染経路は咽頭分泌物に含まれる ウイルスの 飛沫感染(空気感染)か、便に排泄(はいせつ)された ウイルスの 経口感染です。
日本でも1988年、1990年、1995年に大流行し、最近の流行はコチラのとおり。
手足口病に最もかかりやすい年齢は1〜5歳ですが、成人にも感染し、成人例では皮膚症状が強く現れることもありますが、一般に症状は年齢がすすむにつれて軽くなる傾向があります。手足口病の潜伏期は3〜4日くらいで、全経過は1週間程度です。
手足口病の症状は、手のひらや指、ひじ、足の裏、ひざ、おしり、口腔内に 水疱性の発疹が現れます。
乳児はとくにおしり、ひざ、ひじに発疹がよくみられ、発疹は時にかゆみを伴います。
発疹は2〜3日で褐色の斑点になって、5〜6日で消失します。
口腔内の発疹は口唇の内側、頬の内側、舌、軟口蓋(上あごの内側)にでき、 潰瘍(かいよう)になるので水がしみて 疼痛(とうつう)を伴います。
このため哺乳力低下や口からものが食べられなくなり、脱水症になることもあります。発症初期に38℃前後の発熱が、2分の1から3分の1の症例にみられます。
手足口病にかかった患者の画像はコチラ。
手足口病とまぎらわしい病に へルパンギーナ、プール熱というものもあります。
手足口病の治療ですが、ただれた部位の熱や痛みといった個々の症状は、薬を用いて緩和することができるそうですが、一定の過程を経て進行するウイルス性疾患であり、症状が重篤でない限り、医師はこの病気の薬を出さないことが多いとのこと。コチラ(写真アリ)も参考になります。
手足口病では、通常、感染症が治るまで自宅で安静にすることが病気に苦しむ子供にとって最も大切なことで、熱冷ましは高熱を下げるのに役立ち、水やぬるま湯による入浴もまた、乳幼児の熱を下げるのに役立つということですが、このような症状が見られたときには医者にきちんとした方がいいですね。






















